その他の痛み
その他の痛み

「体の奥がずっと痛む」「検査では異常がないと言われたが痛みが続いている」「がんの痛みを少しでも和らげたい」——
痛みは、ケガや炎症だけでなく、神経や内臓、全身のバランスの乱れなど、さまざまな要因によって生じます。
特に原因が一つに特定できない痛みや、複数の要素が関与する痛みでは、一般的な鎮痛薬だけでは十分な効果が得られないことも少なくありません。
当院は、痛みの部位だけでなく、痛みの性質・経過・生活への影響を丁寧に評価し、薬物療法や神経ブロックを中心とした専門的な治療を組み合わせて、生活の質(QOL)の維持・向上を目指します。
がんが進行すると、腫瘍による神経や臓器の圧迫、炎症、骨転移などにより強い痛みが生じることがあります。
がん性疼痛では、体性痛・内臓痛・神経障害性疼痛が混在していることが多く、時間帯や姿勢、治療状況によって変動するのが特徴です。
痛みを我慢し続けることで、食欲低下や睡眠障害、気力の低下につながり、治療継続が難しくなることもあります。
そのため、早期からの適切な疼痛管理が重要です。
当院では、がん治療中・治療後の患者様にも対応し、主治医や関連医療機関と連携しながら疼痛管理を行います。
線維筋痛症は、全身の筋肉や関節に慢性的な痛みが続く疾患で、中枢神経での痛みの処理異常(中枢感作)が関与していると考えられています。ストレスや過労、感染症、外傷などをきっかけに発症することがあります。
痛みだけでなく、睡眠や生活リズムを整えることも治療の重要な要素となります。
腹部や胸部の奥に感じる鈍い痛みや差し込むような痛みは、胃腸、膵臓、胆のう、腎臓などの内臓由来の場合があります。内臓痛は神経経路が複雑で、実際の臓器とは異なる場所に痛みを感じる「関連痛」として現れることもあります。
検査で明らかな異常が見つからなくても、神経の過敏化により痛みが残る可能性があります。
これらの治療は透視下で行い、痛みの原因部位に応じて慎重に選択します。
がん性疼痛、線維筋痛症、内臓由来の痛みはいずれも慢性化しやすく、日常生活に大きな影響を与えます。
「どこに相談すればよいかわからない痛み」「検査では異常がないのに続く痛み」についても、痛みの専門的な視点から評価することで、対応の選択肢が見えてくることがあります。
当院では、痛みの背景や生活状況を丁寧にうかがいながら、無理のない治療方針をご提案します。
気になる症状が続いている場合は、どうぞご相談ください。
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