首・肩の痛み
首・肩の痛み

「朝起きると首が回らない」「肩がズーンと重だるい」「腕にしびれる感じがあって不安になる」——
首や肩の痛みは、デスクワークやスマートフォン操作、ストレス、睡眠不足などをきっかけに、慢性的につらさが続くことも少なくありません。
単なる“肩こり”と考えて我慢されている方も多い一方で、仕事や家事、集中力、睡眠の質にまで影響を及ぼす日常生活上の大きな負担になることもあります。
首・肩の痛みの背景には、筋肉の過緊張や姿勢不良だけでなく、神経の刺激や過敏化、血流の低下、自律神経のバランスの乱れなど、複数の要因が複雑に関与していることが多くあります。
そのため、湿布やマッサージ、ストレッチだけでは十分に改善せず、「検査では異常がないと言われたが痛みは続いている」「その場では少し楽になるが、すぐに元に戻ってしまう」といったお悩みを抱える方も少なくありません。
当院では、首・肩の痛みに対してまずは適切な薬物療法を基本とした保存的治療を行い、それでも十分な効果が得られない場合に、神経ブロック治療を中心とした専門的な治療を組み合わせて痛みの軽減を図るという方針で診療を行っています。
加齢や姿勢不良などによって、頸椎や椎間板が変性し、神経が刺激されることで首から肩、腕にかけて痛みやしびれが出現します。首の動かしづらさを伴うこともあります。
椎間板が後方へ突出して神経を圧迫し、首の痛みに加えて腕や手のしびれが生じます。デスクワークやスマートフォン操作で悪化しやすく、比較的若い世代にもみられます。
長時間の同一姿勢やストレスにより、首から肩、背中にかけての筋肉が過緊張を起こして、慢性的な痛みやこりが続く状態です。自律神経の乱れや血流障害が関係し、女性に多くみられます。
肩関節や周囲の腱・滑膜の炎症により、動かすと強い痛みが生じます。夜間痛や更衣動作の痛みを伴い、可動域制限が進行することもあります。
鎖骨や肋骨周囲で神経や血管が圧迫されることで、首・肩・腕に痛みやしびれが生じます。
猫背やなで肩の方、長時間のスマートフォン使用で症状が悪化しやすいのが特徴です。
首・肩の痛みは、単なる筋肉のこりだけでなく、神経の刺激、血流障害、姿勢の乱れ、自律神経の不調など、複数の要因が重なって起こります。
そのため、マッサージや湿布のみでは十分に改善しないケースも少なくありません。
痛みを伝える神経や交感神経の周囲に局所麻酔薬を注入し、神経の興奮を鎮めるとともに血流改善を図ります。
首・肩の痛みでは、星状神経節ブロック、頸部硬膜外ブロック、神経根ブロックなどを症状に応じて選択します。
星状神経節ブロックは、首・肩の血流改善に加え、頭痛・顔面痛・めまい・冷えなどの自律神経症状にも効果が
期待されます。
神経ブロックで一時的に改善しても再び痛みが出る場合に、高周波エネルギーを用いて痛みの伝達を抑制する治療です。
神経を焼灼せずに鎮静化するパルス高周波治療は、慢性的な神経痛にも用いられます。
首や肩の筋肉内に形成された痛みの引き金となる部位に注射を行い、筋緊張を緩めて血流を改善します。
肩こりや緊張型頭痛の改善に有効です。
筋肉や神経の深部に光エネルギーを照射し、血流促進と筋緊張緩和を図ります。
注射が苦手な方にも適した治療です。
作業姿勢やスマートフォン使用時の姿勢、枕や寝具の高さなどを見直し、首・肩への負担軽減を図ります。
日常生活の調整も治療の重要な要素です。
首や肩のこりをきっかけに、緊張型頭痛、めまい、腕や手のしびれ、不眠などが出現することがあります。
これらは単なる肩こりではなく、神経や血流、自律神経のバランスが関与している可能性があります。
首・肩の痛みを放置すると、慢性化して日常生活や仕事の集中力にも影響を及ぼします。
「マッサージをしてもすぐ戻る」「湿布では効かない」「頭痛やしびれまで出てきた」
このような場合には、早めに専門的な評価と治療を受けることが大切です。
当院では、薬物療法を基本とし、神経ブロック、トリガーポイント注射、ラジオ波治療、近赤外線治療、姿勢・生活指導を適切に組み合わせて、痛みを完全になくすことを目的とせず、痛みによる生活の支障を軽減し、日常生活を送りやすくすることを目標とした治療を行っています。
つらい首・肩の痛みでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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