2026年8月04日

空を見上げるだけで、少し楽になることもある
「鳥の目で見るといいよ」
そんなふうに言われたこと、ありませんか?
広い視野で全体を見渡せば、目の前のことにとらわれずにすむ。
頭ではわかっていても、実際やってみるとけっこう難しいものです。
特に、体に痛みがあったり、心が疲れていたりするときはなおさら。
視野が狭くなって、今感じているつらさだけが自分のすべてのように思えてきます。
そんなとき、私はよく空を見上げます。
深呼吸して、ぼーっと雲を眺めていると、少しだけ心がほぐれる気がするんです。
最近よく聞く「マインドフルネス」。
なんだか難しそうだけど、簡単に言えば「いまこの瞬間に気づくこと」。
過去のことでも、先の不安でもなく、ただ“今”に意識を向けてみる。
空を見上げるのって、じつはそれに近いことなんじゃないかなと思います。
「あの雲、うさぎに見えるな」
「空の色が少しずつ変わってきた」
そんなふうに感じているとき、私たちは未来の心配から少しだけ離れています。
痛みも、ずっと続くように思えてしまうけれど、
本当は少しずつ形を変えていたり、自分の受け止め方が変わっていたりするものです。
上から全体を見渡す「鳥の目」と、
いまここに立ち止まって雲を見上げる「人の目」。
そのどちらも、大事なんじゃないかなと思うんです。
痛みに正面からぶつかるよりも、
ときには少し距離をとって、そっと見守るような付き合い方をしてもいい。
雲が流れていくように、気持ちや痛みも少しずつ動いていくから。
空はいつも、ふと見上げればそこにあります。
今日の空、ちょっとだけ眺めてみませんか?
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